Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
安田 秀志; 山根 剛; 佐々 敏信
JAERI-Data/Code 94-013, 17 Pages, 1994/10
低濃縮ウランを燃料とする高温ガス炉の炉物理パラメータの計算精度を検討評価する資料とするため、IAEA協力研究計画(CRP)の一環としてベンチマーク問題を作成した。この問題はピンインブロック型炉である高温ガス炉臨界実験装置VHTRCに主として4%濃縮ウラン被覆粒子燃料を装荷して実施した炉心昇温実験に基づいて作成した。VH1-HP問題では常温から200C間での5段階の温度ステップに対して、それぞれの臨界未満度から温度係数を算出することを求めており、VH1-HC問題で常温及び200Cでの臨界状態での実効増倍係数を算出することを求めている。上記両問題ではさらに、スペクトル指標等のセル計算の結果を出すことも求めている。比較に供するため、主な計算結果に対応する実験結果も示した。
金子 義彦
Nuclear Science and Engineering, 97, p.145 - 160, 1987/00
被引用回数:2 パーセンタイル:29.78(Nuclear Science & Technology)日本における多目的高温ガス炉に関する炉物理研究活動の現状についてまとめた。高温ガス実験炉の炉心設計に必要な精度を最初に明らかにし、つづいて、核データの収編集と炉物理計算コードの開発について記述した。実験的研究については、日本原子力研究所のSHEにおいてこれまで行った炉物理実験の結果についてのべた後、低濃縮被覆粒子ウラン燃料を装荷した高温ガス実験炉の詳細模擬実験を実施することを目的としたVHTRC(高温ガス炉臨界実験装置)への炉心改造について記述した。最後に、実験と計算の比較を通して達成した炉物理計算精度の改善について説明し、今後の課題を指摘した。
藤田 茂樹; 伊藤 嘉朗; 馬場 治; 鈴木 偉之; 竹脇 尚信*; 近藤 司*; 吉村 隆*; 山田 人司*
JAERI-M 86-166, 237 Pages, 1986/12
多目的高温ガス実験炉の洪積砂層地盤立地における耐震安全性の研究を目的として、一連の解析と検討を昭和58年度及び昭和60年度に行なった。58年度の「地質・地盤の予備調査」では、地盤特性をパラメ-タとして地震時の建家応答に及ぼす影響を検討した他、実験炉建設候補地近傍で観測された地震動記録の解析と地盤物性の推定などを行なった。また、60年度の「地盤の地震波伝播特性解析」では、文献調査、線形・非線形パラメ-タ解析および非線型シュミレ-ション解析を行なって解析手法を比較検討し、さらに建設候補地想定地盤の非線形地震応答解析を行なった。これらの検討の結果、洪積砂層地盤上に立地する原子炉建家の地震時挙動および地盤の地震波伝播特性を把握できた。特に、多くのパラメ-タ解析を実施し、入力地震動特性、地盤剛性、地盤の非線形特性、非線型解析手法等のそれぞれが地震応答に与える影響を評価することが出来た。